入院から手術前日まで 2003.10.22〜23 3才3ヶ月
入院
朝9時から診察開始。
車で1時間かかるので、ずっと寝たまま連れてきてボーっとしていると思っていたら体調が悪かった(^_^;) 前々日に熱をだしていたの。
ジュースを一口飲んだあと吐いてしまいました。

身長・体重測定→麻酔科問診→血液検査
一通りまわった後、午後1時半から入院となるため、2時間あまり昼ごはんを食べに行く。ちょっと回復してきたなっちゃんは「うどん」を食べることができました。

1時半に病棟前に集合
病棟内には父母のみ入室可。義父母に送ってきてもらっていたので、待合室でひたすら待ってもらいました。
入院説明のビデオを見た後病室へ。一応「完全看護」で付き添いがなくてもいけるところなので、担当者がつきます。でも小さい子ばっかりだからみんな付き添っていました。
病棟内では飲食禁止。トイレもドアの向こう(エレベーター前に家族休息室がある)だから大変。
だって、子供から離れると子供が泣くから、ご飯も食べられない。
夜9時に寝てから食べる人も多く、お弁当を買いに行く時間もあんまりなかったです。

夕方先生が来て「血液検査の結果、白血球が少ない。明日も様子を見ていきますが、体調が悪くなったら手術中止もある」とのこと。
(なんとか回復してくれ〜。)
あともう一人の先生になっちゃんの右の上がりを確認してもらっていました。
◎持って行った物
・着替え(子・親)
・パジャマ(子)
・ジャージ(親)
・歯磨きセット
・シャンプー・リンス
・石鹸
・スプーン
・箸
・ノート
・筆記具
・ぬりえ
・色鉛筆
・絵本
・くまちゃん(お気に入りのぬいぐるみ)
・時計
・ティッシュ
・ウエットティッシュ
・タオル
・バスタオル
・スリッパ
・スーパーの袋
・カップ
・コーヒー・砂糖・ミルク
・水筒
・デジカメ
・洗剤(小袋)
・幼児雑誌(付録付)
・自分が読む雑誌
手術前日 1日やる事もなく、ひたすら病棟内で時間をつぶす。
午前中検査しようとしたときに、運悪く私が食事にでていたので(扉の向こうだけど)夕方にしましょうといくことになっていた。
プレイルームでビデオを見たり、ブロックしたり、ぬりえをしたりでお昼になる。昼食後はお部屋の時間だけど、寝ないからベッド脇で本を読んだりして遊ぶ。
3時のおやつから再びプレイルーム開放。
4時ごろに先生に呼ばれ手術説明。

・外直筋と下斜筋を2本づつ両目行う
・下斜筋の度合いで差をつける
・左目だけだったら3筋する予定だったけど両目だから2筋。
 (下斜筋と外直筋は近くにあるので傷が1つですむため)
・両目だから左は強めにする
・外斜視の分もするので戻りを考えやや内にあわせる
・交代性上斜位がある
・手術は両目だから1時間半予定


「交代性上斜位」にはかなりショックだったです。私の中で難しい斜視との位置づけしてあったからです。最悪術後変化なし、1回の手術では無理かも。。と脳裏をめぐる。
先生いわく「上斜筋麻痺だけにしては上のあがりが大きすぎる。首の傾きもさほどではない」ってことです。つまりなっちゃんはいっぱいいろんなのが混ざっているってこと。
でも、要は上と外にいくから「外上斜視」と書かれていました。

プリズムを質問したところ「近くと遠くでは差が大きい。近くで外△20〜25、上が△3〜4と数値がでているけど、上の上がりはそんなものではない。見るともっと△8以上、△10とかもっとある。といわれた。このあたり診断している先生と手術している先生が同じだから安心なところです。目でしっかり見てくれているから。

「交代性上斜位か・・」とショックうけていると、詳しいの?という感じの話になって、知り合いであんまり変化がなかった人がいて。。切りっぱなししてたんですけど。と言ったら、ここでは切りっぱなしはしない。先生によってそういうのが好きな所もある。と言っていました。
治療方針も病院によって違うとあらためてわかった。そりゃ、術法っていろいろあるけど、自分や自分の病院がやるのは決まってくるもんねえ。

先生の話の途中に寝てしまったなっちゃんは、その後ずっと寝たため、夕食後7時ごろに朝できなかったプリズム検査と、写真をとった。写真はフラッシュ写真で私に左目の黒目の中心より内側に光がきていることをみせるためでした。つまり外斜視がでているってことの確認です。

体調も回復したし、あとはお任せするしかない。どうかどうかうまくいってください。
手術前の通常のなっちゃん3才3ヶ月です。

左目の上がったときの写真・左
間歇性外斜視の写真・右